「麦の穂をゆらす風」を見ました。
また泣けました…。
突然ですが、マッチョの意味知ってます?
え?STANみたく筋肉もりもりなやつ!…ですって?
いえいえ違います。マッチョっていうのは、力づくで問題を解決しようとする考え方のことを言います。
そしてこの映画はそんなマッチョな思想を美とする1920年代のアイルランドで起こった紛争を描いた悲劇です。簡単に内容を言うと、独立のために戦って勝ったけど、今度は身内で争いが始まっちゃったみたいな話。
ちょっと詳しく説明させてもらうとこんな感じ。
当時英国の支配下だったアイルランドの人々が独立のために反乱を起こしました。
主人公デミアンとその兄テディーは反乱軍としてその戦いに参加していました。
独立を求めた戦いの結果、彼らはアイルランド南部の独立を勝ち取ることに成功しました。しかし、北アイルランドは依然として英国領のままであり、そのことを快く思わない人々が大勢いました。
こうして、今度は全アイルランドの統合を望む人々と北アイルランドを英国領として認める人々との間で身内同士の内戦が始まりました。
同じ志を持っていた兄弟はやがて二つに分裂し、お互い敵同士になってしまいます。そして映画の最後に待っている悲劇。
…この映画の話は今でも解決しておらず、北アイルランドは未だにアイルランドに統合されていません。それは宗教の派閥間の問題であったり、政治的な問題であったり。
こういう争いってどうして起こるのかな。
何か紛争や戦争が起きれば必ず原因があると思うんですけど。その原因として一番多いのが宗教の違いによるものじゃないかなと感じます。他に部族間の争いだとかも。
人間って自分たちと違う思想を持った人や異なるルーツを持った人たちを区別したがるところがあるんだろうな。だから宗教って本当に人を救ってるのか疑問を抱いてしまうことがあります。宗教が思想の違いを生んで、人と人に区別をつけるんだろうし。
とにかく、今あるような、自分と違うものを嫌うっていう考えがなくならない以上、戦争・紛争・テロとかいったものはなくならない気がします。いじめとかだってこういったことが根本の原因だと思うし。
うーん、どうしたらいいんだろう?